【ベイトシーバス】はまりやすい、愛竿ゆえの謎

きゅうりの雑談

皆様こんにちは、土屋きゅうりです。

ロケが失敗、失意の中悔しさから個人的に残業釣行でなけなしの一尾、、、

なかなかの疲労感の中、自分の中で長らくあった「愛竿の謎」を言語化できそうだったので帰ってすぐブログを書いております。(我ながら元気w)

さて今回はそんなベイトキャスターこそハマりやすい「愛竿の謎」について語りたいと思います。

愛竿 Fishman VENDAVAL10.1M

私のSNSを見ていられる方だったらなんとなくお気づきかもしれませんが、私は無類の「VENDAVAL10.1Mファン」です。

元々はCRAWLA8.3L+やRIPLOUT7.8MLの2本からFishmanユーザーがスタートした私ですが、サーフへ挑戦したい!と思った際に購入したのがVENDAVAL10.1M。

年間釣行のほぼ半分くらいを大河川のウェーディングで費やす私にとってこの竿が無類の愛竿になるまでにそう時間はかかりませんでした。

ただし、比較的ライトルアーの使用率が高い私はCRAWLA9.2L+やVENDAVAL8.9Mなどもシーバスロッドとして購入し、ラインを変えたりリールを変えたりでなにかあれば近所の川で一人試投会をしていました。

ただ最終的はいつもVENDAVAL10.1Mに38mm径リールを合わせるのが一番汎用的でしっくりときてしまうのでした。

たまに来る愛竿の違和感

ただし、相棒を使っているとたまに「なんか上手くいかない」時がくるのです。

なんというか「かじかんだ指で糸を結ぶ時」のような、「筋肉痛でバキバキの体で作業する時」そんな歯がゆい感じ。

キャストをしても伸びなくてもちろん飛距離はでないし着水点が予想できずバックラしまくるわけです。(デイはルアー見えるのでもちろんナイトで)

これがもうなんともやりきれないわけです!もちろんそんな時はキャストがうまく決まらないので釣果にも恵まれないんですよね。

気づいた原因

↑シンプルに動画委縮でうまくキャスティングできていないの一コマ(笑)

HIROKI STYLE ベイトタックルキャスティング初心者講座(スピニングは使える人向け)引用

悶々としたまま車内で考えるわけです、なんでなのか。

そして今日やっと共通点が見えてきました。

それは「竿を満足に曲げれない環境」の時なのでした。

必ず歯がゆくなるフィールドは「竿を満足に曲げれない場所、またはおもいきり竿を曲げる必要がない場所」だったのです!

だいたいバックスイングへ送ったルアーをスリークォーター気味に送り出すわけですが、歯がゆくなる時は必ず理想のスイングラインに障害物があったり足元が制限されて投げやすいスタンスが取れない場所だったり、そもそもランガン中に大河川から飛距離のあまりいらない中規模河川へ移動してタックルを変えずに続行する時。

こんな時がめちゃめちゃ歯がゆさが起きました。ただこれは「VENDAVAL10.1M」を生かせないフィールドなだけなんです。

VENDAVAL10.1Mは汎用ショアシーバスでスコープした際に入ってくるロッドの中では張りが強く筋肉質なロッド。

その筋肉質なブランクスに切れ味の良くかつパワフルなスイングを加えることで爆発的な飛距離と汎用性を生み出すロッドです。しかも適切なスイングをしてあげれば例え38mm径スプールのリールを合わせたとて8g程度の軽量ルアーも思わぬ飛距離が出せてしまう魔法のロッド。

この遠投性能と汎用性から「どんな場所でも」このロッドを選んでしまうところに落とし穴があったのです。

この筋肉質なロッドをしっかり曲げてあげられる環境でないと持ち味が生かしきれないのです。

慣れている人であればあるほど、「着水タイミングが思ったタイミングでないためバックラ」「狙い通りにキャストが決まらない」「飛距離が出ない」

この現象が起きるのです。

ベイトキャスターは基本着水サミングを必要としますが、ナイトゲームではもちろん飛んでるルアーなんて見えません。だから感覚でサミングします。慣れると体が覚えていますが、たぶんスプールが回る音の長さとか、DCだったらDC音とか、スプールの回転のスピードとか。

これが環境にマッチしていないセットだとブレるのでトラブルになってしまうのです!

これがね、あたりまえなんですけど「慣れ」が重要なベイトキャスターは見落としてしまうんですよね、、、(私だけか??笑)

大切なのは「適切なセレクト」をすること

自分はベイトキャスティングが下手なのか……?

ベイトスランプが来ている…..ちょっと待った!!

それは本当に腕やスランプのせいでしょうか、、?

結局大事なのは適切なセレクト。

十分なスイングが取れない場所なら十分なスイングが取れるレングスや調子のロッドを選択すること。

飛距離が必要ない場所なら素直に中・小場所向きなロッドを選択すること。

仮に慣れていたり思入れがある竿だとしても、「好きだからこそマッチしていない使い方をしないこと」これに尽きます。愛竿だからこそ歯がゆくなった時しんどくなるものです。

適切なセレクトをすることを強くおすすめします。

ちなみに今回この現象に陥った環境は「理想のスイングコースに障害物」「いいスタンスがとれない」の環境だったので、小さいスイングと少ない入力でも飛距離を出しやすいセットが好ましいので

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環境に合わせたセレクト VENDAVAL8.9M+22バンタムXG

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こんな感じに合わせるとよかったんじゃないかなと思いました♪

そんな歯がゆい時でも魚が癒してくれるときもある

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ロケ失敗後、残業釣行でゲットした40そこそこのシーバス。

カルコンとVENDAVAL10.1Mのセットは映えすぎる。。。。。

タイミングの狙いが当たったうえ、飛距離とレンジを生かした攻め方で導き出した一尾で小さくても癒しの時間でした泣

しかし、この後竹杭ストラクチャーへ根がかりしてしまい強制終了となりました。

最後に

いかがだったでしょうか。

愛竿ですべてやりたい!今回はベイトキャスターに重きを置いた記事ですが、どの釣りにも言えることで、突き詰めていくと壁に躓くことがあるかもしれません。

そんな時は客観的に振り返ってみると結構原因が見えたりするので、投げだしてしまう前に一度振りかえってみれば愛竿との正しい付き合い方が見えてくるはずです!

と私の躓きを暴露していく会でございました!(笑)

それでは!

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