
皆様こんにちは、土屋きゅうりです。
突然ですが、皆様はベイトタックルでのシーバスゲームに興味はありますか??
近年ロッドメーカー各社からシーバスでも運用できるようなソルト専用のベイトロッドが多数発売され、ベイトリールはPEラインの使用も考慮されたモデルが毎年発表されるような時代になりました。
バスから挑戦される方はシーバスでもベイトタックルを使いたい…!と思う方も多いはず。
今回は基本的なベイトリールの選び方とベイトシーバスにおすすめなリールをご紹介致します!
これからベイトシーバスに挑戦したいと思っている方
ベイトリールを新調したいけどなににするか迷っている方
どんなベイトリールがおすすめなのか気になる方
是非一読ください!
※本記事はベイトリールの基本的な選び方を含む記事となっています。
◆筆者プロフィール◆
- ベイトシーバスのメリット・デメリット
- シーバス向きなベイトリールの選び方
- ベイトシーバス おすすめラインについて
- ベイトシーバスおすすめリール8選
- シーバスベイトリール コスパ重視おすすめ編
- シーバスベイトリール コスパ重視おすすめ編【ダイワ】20タトゥーラSV TW
- シーバスベイトリール コスパ重視おすすめ編【ダイワ】19タトゥーラ TW
- シーバスベイトリール バチ・ハク対応おすすめ編
- シーバスベイトリール バチ・ハクおすすめ編【シマノ】18アルデバラン MGL
- シーバスベイトリール バチ・ハクおすすめ編【ダイワ】アルファスSV TW
- シーバスベイトリール 汎用機おすすめ編
- シーバスベイトリール 汎用機おすすめ編【ダイワ】スティーズAⅡ TW
- シーバスベイトリール 汎用機おすすめ編【シマノ】22バンタム
- シーバスベイトリール 遠投おすすめ編
- シーバスベイトリール 遠投おすすめ編【ダイワ】IMZ LIMITBREAKER TW HD-C
- シーバスベイトリール 遠投おすすめ編【シマノ】23アンタレスDC MD
- まとめ
ベイトシーバスのメリット・デメリット
最初にシーバスゲームでベイトタックルを運用する際のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
太いラインを運用しやすい

ベイトリールはライン放出が直線的なため、レベルワインダーや各ガイドへの接触が少なく太糸を使用しても飛距離が落ちにくいという特徴を持っているため太糸の運用がしやすくなります。
太糸メリットは大型シーバスファイト時の安心感やストラクチャーをタイトに攻めることができたり、根がかりを無理やり外すことができたり、太糸を生かした大胆なドリフトが可能だったり、重量級ルアー使用時の安心感など多岐に渡ります。
さらにはタックルセッティング次第では3ヒロを超えるようなロングリーダーを使用することもできてしまいます。
より攻めの引き出しを増やすことができる太糸メリットは激戦区シーバスゲームでも大きな武器となります♪
緻密なサミング操作が可能

ベイトリールはキャスト時、親指がスプールの上にくるため親指を数mm動かすだけで細かいサミングができます。
キャスティングをした際に「狙ったポイントを超えてしまいそう!」「ルアーが橋脚にぶつかりそう!」なんて時に親指でピッと調整すれば任意の場所にルアーを落とすことができちゃいます!
シーバスにおいてもストラクチャーを狙うことは攻略の鍵となります。より正確にストラクチャー際へキャストしやすいという特徴はかなり強みとなります。
ルアーの飛行姿勢が安定する・ルアーがエビりにくい
デイゲームで鉄板バイブを遠投した時、ルアーがエビってしまって回収が大変・・・なんてことはシーバスゲームであれば一度は経験したことがあるはず。
ベイトタックルは特性上、常にブレーキがかかっているのでルアーの飛行姿勢が安定します。
この特性により空気抵抗の大きいルアーや回転しやすいルアーが投げやすくなります。
昨今流行りのビッグベイトシーバスでベイトタックル運用が多いのは太糸が使いやすい+上記メリットがビッグベイトのキャスティングと相性が良いためです♪
感度が良い
ベイトタックルは直接リールに糸の振動が伝わります。そのため非常に感度が高いです。
高感度を利用してフィールドの情報をより多く収集できるため、結果的により多くシーバスをキャッチできる材料になります。
巻き取りパワーが強い
ベイトリールは構造上、非常にパワーのある巻き取りが可能なので、ファイト時に大型のシーバスであっても主導権を握りやすいこともベイトタックルの大きな利点です。
デメリット
ライントラブルなど扱いが難しく慣れるまでが大変

ベイトリールに付き物なのが、ライントラブル(主にバックラッシュ)です。
特にシーバスでは主にPEラインを使用するのでナイロンやフロロがメインの時に比べて断然扱いが難しくなります。
着水時にサミングし忘れたり後ろの木や草に引っ掛けて大バックラッシュ!!なんてことも最初のうちは起こります。
慣れてくると違和感を感じたら頭で考えるよりも先に親指がブレーキするなんてこともできるようになってきます笑。ですが、
熟練者でも軽微なバックラッシュはいっぱいします。
このバックラッシュとは切っても切れない縁になりますので予め覚悟が必要です。

慣れないうちは心が折れる時もあるかもしれません。。。ですがその先にはベイトシーバスでしか体感できない楽しさが間違えなくあるのであきらめずコツコツ練習していきましょう!
スピニングからベイトに挑戦する方で心が折れそうになった時は一旦スピニングに戻しても全然OKです♪
シーバス向きなベイトリールの選び方

ベイトリールは自分のやりたい釣りにフォーカスしたリールを選択することが必要になってきます。
ではシーバスで使用するベイトリールの選び方とは?の部分について解説致します。
ボディ素材
シーバスをやっていると不意なランカーの可能性やビックベイトを使用する機会もありますので、剛性の高い金属ボディのモデルをおすすめします。
スプール径・スプール重量

左が22アルデバランBFS(29mm径)右が18アンタレスDCMD(38mm径)のスプール
ベイトリールにおいて使用ルアー適応力で一番の目安になるのがスプール径・スプール重量です!
スプール径の考え方は
スプール径が小さい=軽いルアーを投げやすくなる スプール径が大きい=遠投しやすくなる
です。

自転車で例えるとタイヤ径の大きい方が速くてペダルが重い、小さいほうがスピードは出ないけど軽い力で漕げることと原理は一緒です。
径が大きいほうが一回転の放出する糸が多いので遠投できるけど一回転に使うエネルギーが大きいため軽いルアーは飛ばない、径が小さいほうはその逆となります。
続けてスプール重量ですが、スプールが軽い=軽いルアーを投げやすい スプールが重い=遠投がしやすいとなります。
なお極端なスプール重量でなければ影響度は「スプール径>スプール重量」となります。

34mm径13g前後が基準です!
重めなルアーを遠投したい場合は36~38mm径、軽量ルアーに特化させるなら28~32mm径など。
ただし、シーバスで使用するルアーは軽くとも4~5g程度が下限だと思うのでスプール径は32mmまでで十分対応可能です♪
ベイトシーバス おすすめラインについて
ベイトシーバスおすすめラインについては別記事にしましたので是非ご参照ください!
ベイトシーバスおすすめリール8選
ここからは私が選ぶおすすめベイトリール8選になります!
特にPEラインとの相性がよくシーバスで使いやすいベイトリールを紹介していきます。
※ダイワ・シマノリールからの選考になります。
シーバスベイトリール コスパ重視おすすめ編
ベイトシーバスは気になるけど、まずはお手軽に始めたい。
気軽にシーバスゲームをベイトタックルで遊びたい!
そんな方におすすめな申し分ない性能を持ちながらもコスパの良い2機種をご紹介します。
シーバスベイトリール コスパ重視おすすめ編【ダイワ】20タトゥーラSV TW

daiwa.comさんから引用
2020年に発売されたリーズナブルな「タトゥーラシリーズ」の機種。
実売価格は1万円台ながらもアルミボディでかっちりしていて、SVスプール搭載機なので安定したトラブルレス性能でベイトリールに慣れていない方でも使いやすく、おすすめなリールです♪
特にシーバスではナイトゲームで使用するケースが増えますので高いトラブルレス性能は強い味方になります!
参考動画
Kのフィッシングちゃんねるさん引用
シーバスベイトリール コスパ重視おすすめ編【ダイワ】19タトゥーラ TW

daiwa.comさんから引用
糸抜けの良いTWS、堅牢なメタルフレーム、汎用性の高い34mm径スプール+安定した遠投性能を誇るマグフォースZという実用的な設定ながら実売価格が1万円台とコスパの化け物リールです。
シーバスゲームでは特に飛距離が生きてくる場面が多いので、コスパ機の中ではかなりおすすめの一台です!
参考動画
ホリぽんフィッシングchさん引用
シーバスベイトリール バチ・ハク対応おすすめ編
川バチ・港湾バチ・ハクなど初夏までのシーバスシーンは小型ルアーや軽量ルアーの使用頻度が上がるため、軽量ルアーも難なく投げれるタックルセッティングが要求されます。
ただしここで重要なのはベイトフィネス機を選ばないこと。
小場所もしくは1~8g程度のルアーしか使わない場合はありですが、近年のベイトフィネスリールはスプール径が小さすぎる(28mm~30mm径)ため飛距離が出ない・初速でスプールが回りすぎて高切れしやすいというデメリットが発生します。
このパートではベイトフィネスではなく、シーバスにフォーカスした4~5g帯ルアーからほぼ快適に使用できる軽量ルアー向きなリールを紹介します!
シーバスベイトリール バチ・ハクおすすめ編【シマノ】18アルデバラン MGL

fish.shimano.comさんから引用
2018年の発売当時はバンタムMGLやアンタレスDCMDなどストロング系が注目されたため、発売されてからあまり注目されなかったリール。
しかし現代においてライトなルアーを使用するケースのシーバスシーンでは非常に相性のいい特性を持っているおすすめな機種です!
32mm径でキレのいい遠心ブレーキ+メガホン型レベルワインダー、無駄のない糸巻量、軽すぎないスプールと軽量ルアー向きベイトリールとして必要な要素を高い水準で満たしています。
もちろん4g~5gルアーも平気でキャストできてしまいます。
糸巻き量はすくないので0.8号や1号のPEラインがメインになります。
参考動画
ジョルタクのがいな馬力さん引用
シーバスベイトリール バチ・ハクおすすめ編【ダイワ】アルファスSV TW

daiwa.comさんから引用
堅牢&コンパクトなボディ、スプール幅がナロー気味で糸抜けが良くナイトシーバスでも安心なトラブルレス性能の高いSVスプールを搭載したライトバーサタイルな機種。
特におすすめな点は糸巻き量が少ないシャロースプール版が標準ラインナップされているところ。
無駄糸を省くことでスプール重量が軽くなり、さらに軽量ルアーへの適応力を上げることができます。
スプール重量が軽いとはいえ、ベイトフィネス機ほど軽いわけではないのでキャスト直後に高回転すぎて起こるライントラブルの心配もないというベイトシーバスで使いやすい絶妙な設定となっており、非常におすすめです♪
参考動画
Kのフィッシングちゃんねるさん引用
シーバスベイトリール 汎用機おすすめ編
シーバスシーンにおいて、6~7g程度のルアーから40g程度のルアーの使用頻度が多いはず。
ここが難しいところで、36~38mmの機種だと遠投性能は高いものの10gを切るルアーは快適にキャストできません。
そこの穴を埋めるのが幅広い対応力をもつ34・35mm径のリールです。
軽めなルアーも含めて幅広く使いたいという方におすすめなラインナップを紹介致します!
シーバスベイトリール 汎用機おすすめ編【ダイワ】スティーズAⅡ TW

daiwa.comさんから引用
ダイワのフラッグシップ「スティーズ」そのAシリーズの2023年モデルです。
特徴は22ジリオンに搭載された34mmMAG-Z BOOSTスプールの浅溝化されたスプールが実装されています。
ジリオンHDより糸巻き量が若干少なくなったことで相対的にスプールが軽くなり、高い遠投性能はそのままにより軽量ルアーへの対応幅が広がりました。
特に春先のシーバスはマイクロベイトパターンやバチ抜けなど軽量ルアーで狙うケースも出てきますので高い汎用性かなり嬉しいところ♪
更に高い剛性とパーミング性能があるスティーズAボディでドラグサウンドも搭載されて完全武装!超おすすめのリールとなっています!
参考動画
Kのフィッシングちゃんねるさん引用
シーバスベイトリール 汎用機おすすめ編【シマノ】22バンタム

fish.shimano.comさんから引用
シマノから35mm径スプールという新しい試みが搭載されたリールです。ボディはコアソリッドボディ採用で超剛性。
お馴染のMGLⅢスプールと遠心ブレーキと相まって切れが良く後半がかなり伸びます。
35mmスプールが絶妙に生きていて、ルアーの下限値は殺さずに34mmスプールではやや不安だった中重量級ルアー(25g~30g)を投げる際の飛距離と安心感が向上しています!
この対応力は様々なベイトパターンを攻略することが必須なシーバスゲームでは大きなメリットとなります♪
性能の割に比較的お求めやすい価格であることもおすすめな部分です!
参考動画
Kのフィッシングちゃんねるさんから引用
シーバスベイトリール 遠投おすすめ編
大河川やサーフでのシーバスシーンにおいては高い遠投性能が釣果に直結します。
そのため、汎用性よりも飛距離を稼ぎやすいルアーをどれだけ遠投できるかが重要になります。
このパートはそんな遠投性能の高い機種をご紹介していきます。
シーバスベイトリール 遠投おすすめ編【ダイワ】IMZ LIMITBREAKER TW HD-C

daiwa.comさんから引用
2023にダイワから発売された最新鋭の技術が搭載されたリール。
スマホ連動することでブレーキセッティングの拡充やキャスト距離が自動でアプリと連携されるという最新鋭の機能が搭載されています。
しかし!!
注目ポイントはキャスティング性能にあり、スプールは38mm径でありながら15g弱の設定もあり、大口径スプールとは思えないほど軽快なキャストフィーリングでありながらDCMDに勝るほどの遠投性能があります。
ブレーキモードもかなり幅広くカリカリに弱いブレーキ設定もできるし、トラブルレスに寄せながらも飛距離の出せるブレーキ設定も可能です。
6g以下の軽量ルアーを鋭くキャストするシチュエーションを除けば現行リールの中では重量級ルアー、遠投も含めて最もバーサタイルなリールと言えるかもしれません。。。
とんでもない値段ですが、キャスティング性能だけでも買いと言えるほど超優秀なリールです。
参考動画
Kのフィッシングちゃんねるさん引用
シーバスベイトリール 遠投おすすめ編【シマノ】23アンタレスDC MD

fish.shimano.comさんから引用
ベイトシーバスにおいて、ビックベイトや遠投シーンで無類の人気を誇った18アンタレスDC MDが2023年、ついにフルモデルチェンジを果たしました。
進化した4×8DC MDチューン、38mm径MGLⅢスプールで無類の遠投性能を誇ります。
今回の記事では重視していませんが、前作に引き続きXBモード&十分なラインキャパも実装されているためビッグベイトへの運用も問題ありません!
ヘビーバーサタイルな使い方にかなりおすすめ機種です♪
参考動画
Kのフィッシングちゃんねるさん引用
まとめ
いかがだったでしょうか。
まだまだ浸透しきっていないシーバスでのベイトタックル運用ですが、
今回の記事を参考にして頂いて、是非最高のベイトシーバスタックルを組み上げてみてください。
そしてTwitterでもなんでもいいので組み上げたタックルの感想を教えて頂けたら幸いです!
ベイトタックルでシーバスをガンガン釣り上げてください♪
皆様の吉報をお待ちしております!
それでは!
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アングラーズアプリ:https://anglers.jp/users/409152
Instagram:https://www.instagram.com/kyuurifishing
★★★所属メーカー公式★★★

コメント
Fine knowledge Kudos.