皆様こんにちわ。土屋きゅうりです。
突然ですが皆さん、バチ抜けパターンは好きですか??

全国で発生する偏食パターンで、こと東京湾奥では1年で最もイージーにシーバスをキャッチすることができて良型も混じる激熱なパターンです。
既に各社色々なバチ抜けルアーが発売されていて色々なルアーが試せるのも魅力なパターンですが、その時のバチ抜け状態やフィールドの状況にしっかり合わせられるかどうかで釣果が大きく変わる奥の深いパターンです。
今回は「川バチ、長バチ」と呼ばれる比較的大きいバチのパターンに合わせたおすすめルアー8選を独断と偏見!でご紹介致します!
バチ抜けで使うルアーに悩まれている方
バチ抜け初心者の方
レンジ別表なども準備させて頂きましたので、是非一読頂ければと思います!
筆者情報↓
2023年バチ抜け釣果記事↓
タックル参考記事↓
バチ抜けとは

川や海の砂地の中に生息しているイソメやゴカイなどが効率よく産卵するために、水中にはい出てきて流れに乗りながら産卵行動をしているのをシーバサー達はバチ抜けと呼んでいます。
この現象が始まるとシーバスや色々な魚がバチを食べに来るのでそこら中でボイルが起きまくるフィーバーが始まります!
東京湾奥のバチ抜けは大きく分けて2つあります。
1月後半から4月上旬あたりまで楽しめる、今回紹介対象の川バチ・長バチパターン
4月上旬から5月後半まで楽しめる港湾バチ・クルクルバチパターン
上記の2種類があります。
川バチと港湾バチではバチ自体の大きさが全然違いますのでルアーセレクトが大きく変わります。
バチ抜けのタイミング
基本的に大潮の流れに乗ってバチ達は産卵すると言われていますが、シーバス釣りでは大潮後の中潮が一番いいとされています。
東京湾奥の河川なら1~3月の大潮最終日あたりから中潮の終わりくらいまでで、時間は満潮からの下げ始め~下げ3分あたりにフィーバーが起こることが多いです。
バチ抜けは結構繊細で、バチ君たちの気分次第で日取りはいいのに抜けないことはザラです。
逆に抜けすぎて、ポイント一面がバチだらけになって釣りにならないこともよくあります。(虫が苦手な方だと地獄絵図かもしれません・・・・・)
シーバサー達はこのバチの抜けた抜けないで一喜一憂するのが春の楽しみ方です(笑)
バチ抜け向きのルアーとは
既にバチ抜けルアーといえば各社出していて、星の数ほどバチ抜けルアーがあります。
基本的にはバチのシルエットに似せた細長くてあまり動かないルアーがほとんどです。
アップクロスにキャストしてゆっくりリトリーブしてくる。
バチ抜けの釣り方はこれだけです。
バチ抜けおすすめルアー レンジ別表

バチは繊細なベイトなので環境変化で大きく状況が変わります。
状況に合わせたルアーの使い分けをするために今回はレンジ別の観点でおすすめルアーを紹介させていただきます。
※①バチ向きなシリーズ展開が多いローリングベイトやフィール、ミドルアッパーなどは敢えてサイズを指定しませんでした。
※②レンジ表はあくまで目安です。使い方次第では同じルアーで色々なレンジを攻めることもできるルアーもあります。
バチ抜けおすすめルアー 表層編
風がない日やボイルが多発している時は表層引き波系ルアーの独壇場です。
バチは流れが弱いとき、引き波を出しながら表層を泳いでいるので波風がなければ表層系ルアーが一番アピールすることができます。
【ダイワ】ヒソカ120F-SSR
オヌマンchでお馴染の小沼正弥プロ監修でダイワから2022年に発売されたルアーです!
シルエットがかなり細いフローティングミノー。細身ながらしっかり引き波を出してアピールできるルアーです。
テールスライドアクションで食わせのタイミングを作ってくれます。
小沼プロ監修ルアーはどのルアーもしっかり飛距離が出る部分も魅力ですね!
同系統の小沼プロ監修のノガレ120Fは結構入手困難ルアーですが、ヒソカ120Fは大手のダイワさんのルアーなので今後の安定供給にも期待大です。
参考動画
DAIWA JAPAN Productsさんから引用
【ガイア】エリア10
バチ抜け殿堂入りルアーです。
バチ抜けシーバスをやる方なら必ずボックスに一個は入っているルアーかと思います。
潜らないようゆっくりリトリーブするだけでバチ抜け向きの微弱な引き波を出してくれます。
しかもほかのルアーより安価です。バチ抜けをやるなら必ず買いましょう!!
参考動画
fimoTVさんから引用
バチ抜けおすすめルアー 水面直下編
シーバスのコンディション次第ではボイルしているけど、表層系にはしないケースがよくあります。
もしくは少し風があって、表層より少し下にバチが下がる場合があります。
そんなときに一枚レンジを入れてあげることで表層に反応してこなかったシーバスをキャッチすることができます。
【パズデザイン】フィールシリーズ
今や大定番ルアーになりましたパズデザイン フィールシリーズです。
水面直下で選択していますが、シリーズ内で実際ほとんどのレンジをカバーできます。
フィールシリーズだけでバチ抜けが成立するのではないかと思えるくらいサイズや重量、フローティングからシンキングまであります。
ちょっとシリーズが多くて紹介しきれませんので公式ページをリンクしておきます!
参考動画
魚目線のルアー研究所さんから引用
【アイマ】アルデンテシリーズ
湾奥のプリンス大野ゆうきプロが監修したアイマさんから発売されているバチ抜け向きルアー、アルデンテです。
アルデンテは95Sと75Sの2サイズ展開があります。
公式でも言われているまさに揺らぎロールアクションで、浮き上がりも早く表層で引き波を立てて使用することもできます。
リトリーブスピード次第で色々なレンジで使える点も強みですね!
参考動画
ima AMS Design co., ltd.さんから引用
バチ抜けおすすめルアー 中層編
流れが速かったり、風で表層が荒れていたりして水面直下でもシーバスの反応が取れない場合や濁っていてルアーとシーバスの距離を近づけてあげないと反応してこないケースがあります。
そんな時は中層系のルアーを駆使していきます。
【ロンジン】プレックスシリーズ
これまたバチ抜け超定番ルアーです。
中層カテゴリーに分類しましたが、フローティングモデル、水面直下モデル、ノーマルモデル、大きいサイズと豊富なモデル展開があります。
プレックスシリーズは多関節系のルアーでハードプラグながらジョイント部が水流を受けて艶めかしく動くため、まるでバチのような動きをするルアーです。
そして多関節ルアーの弱点である飛距離を克服した、投げやすいジョイントルアー代表でもあります。
通常のバチ抜けペンシル系ルアーで反応がない場合に是非活用して頂ければと思います!
参考動画
2011LONGINさんから引用
【アイマ】サスケSSシリーズ
老舗シーバスルアーである大人気ルアーサスケシリーズのSS(スローシンキング)モデルです。
サイズ展開が75と95があり、どちらもバチ抜けの中層戦略で活躍します。
サスケSSはスローリトリーブをしてあげることで水平姿勢のままゆっくりを中層を漂わせることができます。
この水平姿勢で泳ぐシンキングペンシル群にはあまりないので、激戦区のスレたシーバスやほかのルアーで反応しなかったシーバスに覿面に効果があるルアーです!
75・95どちらも移動重心システムが搭載されていますので飛距離も抜群です。
参考動画
こつこつlifeさんから引用
バチ抜けおすすめルアー ボトム付近編
バチ抜け初期や流れが速い場合や抜けて流されてから時間がたったバチはボトム付近にいる場合があります。
これが俗にいう底バチパターンです。
目に見えてバチがいない場合でもボトム付近で抜けている場合がありますので、そんな時はボトム系ルアーの出番です!
【ダイワ】ミドルアッパーシリーズ
オヌマンchでお馴染の小沼正弥プロ監修でダイワから発売されているピンテール系ワームです!
ミドルアッパーだけではありませんがワームの強みはジグヘッドの重さや種類で色々な使い方ができること、ワーム自体を変えることでサイズやシルエットを変幻自在にできることです。
ミドルアッパー自体の強みは浮力が高く柔らかいマテリアルのため、流れで艶めかしいアクションが出やすい部分です。
今回はボトムレンジ向きとして紹介しますが、実際には軽いジグヘッドをつけて中層を漂わせたりすることもできます。
バチ抜け向きサイズとしては3.5inch、4.2inchがおすすめです!
関連記事
より詳細にルアーを紹介した記事がありますので合わせてどうぞ!
【バチ抜け・ハクパターンおすすめルアー】小沼正弥プロ監修 ミドルアッパー
関連動画
fimoTVさんから引用
【タックルハウス】ローリングベイトシリーズ
バチ抜け問わずあまりに有名なルアーです!
敢えて私が語らなくとも皆様のタックルボックスにすでに入っているかと思いますが紹介させていただきます(笑)
一応今回はボトム攻略用として紹介していますが、ウェイトやサイズで様々な使い方をしていただけると思います!
どのモデルも動きすぎない絶妙なアクションでゆっくりリトリーブすることでバチ抜けに対応できます。
参考動画
さんまずルアー図鑑さんから引用
最後に
いかがだったでしょうか。
かなりイージーに数もサイズも出せるパターンですので是非攻略してくださいませ♪
最後までお読み頂きありがとうございました!
それでは!
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